公認会計士資格。どのくらい頭がよければ取れるの?

合格率が10%前後だと言われる公認会計士の資格取得。どのくらいの頭の良さなら合格できるのでしょうか?

ここでは公認会計士の資格制度概要から合格率、勉強の仕方やレベルなどについてご紹介致します。

公認会計士資格ってどんな資格?

公認会計士は中立の立場で監査業務を行う専門家を指します。具体的には、記帳代行M&Aに関する相談業務を行います。受験資格の制限は特にありません。

公認会計士の試験概要は以下の通りです。

必修科目

全5科目。

財務会計論

管理会計論

監査論

企業法

租税法

選択科目

以下から一科目を選択する。

経営学

経済学

民法

統計学

公認会計士の試験は短答式(マークシート方式)試験論文式試験に分かれており、短答式試験は年2回、論文式試験は年1回の試験が開催されています。

短答式では一括合格が必要となり、論文式でも原則として一括合格を求められるため、非常に広範囲の学習を一度に学ぶことが必要となります。

合格してからはしかるべき会計事務所で2年以上の業務補助を行うことが必要で、実務補修を一定期間受けることになります。

さらに修了考査に合格してはじめて資格がもらえることになります

また最近では公認会計士資格だけではなく、税理士や弁護士、弁理士などの資格を併せ持つ人も増えてきているため、専門範囲を広げる努力が必要となっている傾向があります。

どのくらいの頭の良さなら合格できるの?

公認会計士の資格試験の合格率は平成20年頃には17%だったのですが、現在ではズバリ10%以下だと言われています。

平成22~25年には、6~8%の低い合格率となっていました。それは医師や弁護士になる比率に並ぶ難しさです。

受験者の学歴を見ていくと、短大を含む大卒が一番多く、次いで大学在学会計専門職大学院卒業大学院卒業、とここまでが合格率が高い学歴となっています。

さらに、公認会計士の予備校や専門科のある学校や大学などで何年も勉強する人も多いのですが、そのような人たちであっても現在では10人に1人しか受からないのです。

ちなみに合格率は、会計専門職大学院在学が一番高く次いで大学在学となっています。このような合格率の低さにも関わらず、金融庁はさらに合格率を下げる方向に向かうようで、「合格はしたもののどこにも就職できない」ということが社会現象になってしまわないか懸念されています。

公認会計士資格の勉強の仕方は?

このような難関な資格にどのようにして立ち向かっていけばいいのでしょうか?

独学の場合

いい教材を選び、効率よく勉強すれば独学でも合格は可能だと言われています。
メリットとしては、忙しい人でもスキマ時間を使えば、自分の自由な時間で勉強できるということや、学校に行くのに比べてコストがかからない点などが挙げられます。

デメリットは質問できる相手がいないので問題解決に時間がかかることや、自分の得た情報に今ひとつ確信が得られないこと、論文式試験の答えが合格レベルにあるのかどうかわからないことなどが挙げられます。

また、相当意思が強くないと続かないという点もあるため、独学で勉強する人は少数派です。

スクールを利用する場合

専門学校ならば、公認会計士の受験対策に的を絞ったカリキュラムで勉強を進めるため、何よりも効率よく勉強できるという点がメリットです。

一方、通学・通信など自分にあったスタイルを選択できますが、費用が高いことがデメリットです。

最近人気のある会計職専門大学院では、決められた単位を取得していれば、公認会計士試験の一部の科目が免除になるという特典もあります。

何年もダラダラ勉強したくない、就職を早く決めたいという人の中には、大学や大学院と専門学校のダブルスクールで頑張っている人もいます。

公認会計士の資格取得は頭が良くないと無理なのか?

ここでは、公認会計士の試験に合格し、公認会計士となるにはどのくらいの頭の良さが要求されるのかについてご紹介致しました。

かつては16%ほどの合格率があったものの、近年では合格率は10%前後となり、金融庁の政策でさらに合格率が下げられる傾向にある公認会計士。

いい教材を選び、効率的に勉強すれば独学でも合格が可能と言われているものの、独学で勉強する人は少数派です。

大学の経済学部、商学部、会計職専門大学院在学中であっても、専門学校とダブルスクールで効率的に短期間で合格を決めようという人も多いです。

要するに独学で勉強しても合格できないことはないですが、ターゲットを絞って効率よく勉強することでより合格に近づくこととなり、頭の良さよりも努力を効率よく行う手段が必要不可欠となります