日本公認会計士協会について

公認会計士になれば、必ず関わることになる「日本公認会計士協会」をご存じでしょうか?

日本で唯一の公認会計士を中心に組織される団体で、公認会計士や監査法人は全員加入することが義務付けられています

そんな日本公認会計士協会の活動内容や会員について詳しくご紹介します。

日本公認会計士協会とは?


日本公認会計士協会(略:JICPA)は、公認会計士法に基づき、公認会計士の指導および監督を主な業務とする特別民間法人です。
1949年に発足し、現在全国に16の地域会(支部のようなもの)を持ちます。

【地域会とその管轄地域について】

・日本公認会計士協会北海道会(北海道)
・日本公認会計士協会東北会(宮城県・福島県・山形県・岩手県・秋田県・青森県)
・日本公認会計士協会埼玉会(埼玉県)
・日本公認会計士協会千葉会(千葉県)
・日本公認会計士協会東京会(東京都・山梨県・長野県・新潟県・群馬県・栃木県・茨城県)
・日本公認会計士協会神奈川県会(神奈川県)
・日本公認会計士協会東海会(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)
・日本公認会計士協会北陸会(石川県・福井県・富山県)
・日本公認会計士協会京滋会(京都府・滋賀県)
・日本公認会計士協会近畿会(大阪府・奈良県・和歌山県)
・日本公認会計士協会兵庫会(兵庫県)
・日本公認会計士協会中国会(広島県・鳥取県・島根県・岡山県・山口県)
・日本公認会計士協会四国会(香川県・愛媛県・徳島県・高知県)
・日本公認会計士協会北部九州会(福岡県・大分県・宮崎県・鹿児島県)
・日本公認会計士協会南九州会(熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県)
・日本公認会計士協会沖縄会(沖縄県)

日本公認会計士協会の活動内容

日本公認会計士協会の活動内容は、次のように定められています。

  1. 公認会計士の遵守しなければならない職業倫理に関する規範を定め、その保持昂揚を図ること
  2. 公認会計士業務に関する講習会又は研究会を開催する等会員の資質の向上を図る諸施策を実施すること
  3. 監査及び会計に関する研究調査を行うとともに、監査基準及び会計基準の運用普及、監査制度及び企業会計その他会計制度の確立を図ること
  4. 公認会計士制度及び公認会計士の業務(租税に関するもの含む。)について調査研究を行い、必要に応じ、官公署に建議し、又はその諮問に応ずること
  5. 会員の監査業務の適正な運用に資する諸施策を講ずること
  6. 公認会計士の業務に関し、会員の相談に応じ、資料を提供する等会員に対し必要な援助を行うこと
  7. 会員の業務に関する紛議につき、調停を行なうこと
  8. 公認会計士試験に合格した者の指導教育に関し必要な施策を講ずること
  9. 公認会計士、会計士補及び外国公認会計士の登録に関する業務を行うこと
  10. その他事業目的を達成するための事業を行うこと

日本公認会計士協会ホームページより引用)

このように、会員である公認会計士や監査法人の指導・援助だけでなく、登録に関する事務作業や試験合格者に対する教育等、幅広い業務を実施しています。

日本公認会計士協会の会員について

日本公認会計士協会の会員数は、発足してから確実に数を伸ばしており、2018年1月31日時点で36,451名(準会員を含む)となっています。

そのうち8割以上が公認会計士、外国公認会計士、監査法人で構成されています。残りの2割は、公認会計士試験に合格しているが、その後の実務補修や業務補助といった過程をまだ終えていない準会員となっています。

まとめ

日本公認会計士協会は、公認会計士によって構成される日本で唯一の自主規制機関です。日本経済を支える公認会計士としての使命を全うするための指導・援助をはじめ、国際化・IT化に伴う変化にも対応した取り組みなども行っています。

そんな日本公認会計士協会は、公認会計士にとって切っても切れない重要な組織と言えるでしょう。