公認会計士の一次試験に合格するには?その傾向と対策とは?

公認会計士の一次試験は「短答式」と呼ばれるマークシート方式の試験で、合格率はわずか17%の狭き門です

しかも、科目別での合格方式ではなく、一括で全科目を合格しなくてはなりません。

二次試験は科目別の合格方式であるため、なんとかこの一次試験を突破できれば、精神的にもずいぶんと楽になります

公認会計士になるための第一関門となるこの短答式一次試験。一発で突破する方法はないものでしょうか?その傾向と対策をまとめました。

公認会計士一次試験とはどんな試験?

公認会計士の一次試験とは、どんな試験内容なのでしょうか?

公認会計士一次試験は「短答式」と呼ばれる試験で、マークシート方式での回答になります。この第一次試験の合格率は17%前後と言われ、かなりの狭き門であると言えます。

また、マークシート方式と言っても、選択肢の一文が非常に長い問題があったり、正しいものを2つ選ばなければならない問題があったりと、一筋縄ではいかない厳しさがあります

とりわけ簿記の基礎をおそろかにしてしまうとまず合格は難しいとも言われていて、基礎的知識の盤石度合いが試される試験でもあります

問題自体はそれほど超難問であるとは言えない部分もありますが、企業法管理会計論監査論財務会計論の4科目の中から出題されるので、膨大な知識が必要となります。

そのため、「勉強時間が足りない」、「いくらやっても終わらない」といった事態に陥る受験者が多いです。必要な勉強時間は、3,000時間とも言われており、これは1日に5時間勉強したとしてもほぼ1年かかることになります。

とにかく、何が何でも勉強し続ける姿勢を保つことが最重要となります

公認会計士一次試験の最近の傾向とは?

公認会計士資格試験では、公認会計士の監査審査会から毎年「出題趣旨」が発表されます。この趣旨から、その年の試験内容がどういう考えに沿って出題されるのかを探ることができます

過去問を解きながら、どんなアプローチの勉強方法が必要とされるのかを読み取ることができれば、ぐっと合格に近づけます

また、最近の出題の傾向としては、例えば監査論であれば、出題傾向の高い「監査報告論」や「リスクアプローチ」、「内部統制監査」など、絶対に対策しておかなくてはならないものを重点的に、過去問と照らし合わせて傾向を見ていくことが重要です。

また、監査基準は改定される場合がありますので、改定のタイミングによっては改定前の内容が出題されることもあります。そのため、改定前と改定後でどのように変わったかを調べておく必要があります。

いずれにしても、出題傾向の高い基礎的な難易度の低い問題は、他の受験生も正答してきます。そこで差を付けられないように、徹底的に基礎力をつけておくことが第一のポイントと言えます

公認会計士一次試験対策にはどんなものがある?

公認会計士試験はその試験勉強時間が3,000時間必要と言われています。これは1日に5時間勉強したとしても、ほぼ1年かかる計算になります。

それだけの勉強をやり続けるためには、気力と体力、そして決して屈しない精神力が必要です。しかし人間ですから、気分転換も必要です。勉強をサボるという意味ではなく、気軽に話せる友達と遊んだり談笑をして息抜きすることも、合格のための大切な一要素です。

予備校や自宅などでガッツリ勉強することが基本ではありますが、なかなかまとまった時間が取れないという人には、Web講座公認会計士アプリなどもおすすめします。スキマ時間を使って学習することで、少しずつ必要な知識が身についていきます。

勉強時間が多くなればそれだけ自信も出てきます。目標の3,000時間にはまだまだ足りない、と心が折れそうなときでも、とにかく勉強を止めずに「やり続けていればなんとかなる」くらいに思っていましょう。その方が余計な力が入らず上手くいくケースも多いのです。

また、一次試験はなんとしても一発で合格したいところです。一次、二次試験をストレートでクリアする人は5%ほどですが、一次試験だけなら17%ほどの合格率がありますから、まずはそこを目標にして気持ちを楽にしましょう。

まとめ

公認会計士の一次試験は「短答式」と呼ばれるマークシート形式のものです。しかしマークシートと言っても、選択肢の一文が結構な長文なので、読みこなすにも労力を要します。

公認会計士試験のストレート合格は5%と非常に低い合格率ですが、公認会計士一次試験だけなら、17%の合格率があります

とにかく、まず一次試験を一発で突破することを目標にがんばりましょう。まとまった勉強時間が取れない場合は、Web授業やアプリなどをスキマ時間に活用してみましょう。

二次の論文試験は、科目別の合格方式が採用されているので、その対策はまた別途立てれば良いのです。