公認会計士試験に一発合格するために

記事の寄稿を頼まれたので書いています。私は大学3年生の7月から公認会計士試験の学習をはじめて、大学4年の8月に合格することが出来ました。1年で合格できたのは、効率的な学習と運だと思っています。

ちなみに、学歴も良くないですし、3次試験(今の修了考査)合格には4年かかてっています。

一発合格するために必要な事

ここでは、1年で1発合格するために私が行った事を書いていきたいと思います。

1 問題にランクづけをし、まずは皆が正解するところを落とさないようにする。

A B C ランクで考え、AとBは必ず正解できるようにする。Cは余裕があれば手をつける。予備校がランクづけしているのを利用するのが効率的です。

2 分からない問題があれば、悩まずに最初に解答を読む。

それでも分からなければ講師に質問し、自分で説明できるレベルまで引き上げる。

3 何故他が間違いの選択か説明できるようになる。

短答式の学習であれば、正解だけを選ぶのでは無く、他の選択肢がなぜ間違いなのか説明できるようにする。

1と2は、いかに無駄な学習時間を発生させないかという視点です。

1は高得点で合格したい人は別ですが、とりあえず合格するための省エネです。目的は高得点合格ではなく、滑り込みでも良いので合格することです。

2は苦労して解答を導き出す必要はありません。試験なのですから、正解があります。その正解を知っている人から教えてもらうのが1番早く効率的です。

もちろんこれは初回のみです。2回目に同じ問題で分からなければ、理解していないという事なので、理解できるまで講師に質問します。

3に関しては、「1日何時間学習すればいいですか」という人に伝えている事です。勉強は量も必要だけど、質を伴わないと、ただの自己満足に終わります。そうならないように、問題演習をしている際は、正解だけでは無く、なぜ他の選択肢が間違えているか考える事をお勧めします。

説明できるレベルであれば、理解出来ている証拠です。勉強は筋トレと同じで、意識して行うかどうかでその後の伸びが違ってきます。筋トレもどこを鍛えているか、意識しながら行うのと、ただ単に鍛えるのとでは成果が変わってきます。

公認会計士1発合格に必要なのは仲間

学習方法以外にも、一発合格に必要なものがあります。それは一緒に勉強する仲間です。試験勉強は孤独です。1日何時間も机に向かい学習します。この孤独を分かる仲間が必要です。

学習の方向性に迷ったら、講師に相談すれば良いですが、この孤独は講師では取り除いてくれません。

仲間といっても、話して気を紛らわす必要はありませんし、ご飯など一緒に食べる必要もありません。ここでいう仲間は、孤独で頑張っているのは自分だけでは無いと認識することです。

公認会計士試験は年間1万人が受験する試験です。自分以外にも1万人こんな辛い事をしているだという認識です。

モチベーションを常に保つ

公認会計士試験の合格にはモチベーション維持が重要です。

これで合格出来なかったらどうしよう、といって不確定な未来に対し消耗するのはやめましょう。

万が一受からなかったら、もう1年頑張るか、スパッとやめて就職すれば良いだけです。

受からないから人生終わるわけではありません。受からなくても成功している人は大勢います。会計に長けているとという点で、他の人よりもアドバンテージがあります。

人生に正解はありません。目的を変えても問題無いです。自分の立てた目標に押しつぶされて、つまらない人生にしてしまうのが1番勿体ないです。

本試験では自分が1番と考える

本試験では全く知らない問題も出題されます。ここで焦らない事です。焦っても仕方ありません。他の人もできていないと考え、できる問題から手をつけていきましょう。

2005年の私のケース

私が合格したのは2005年でしたが、当時の論文試験の問題1つは白紙で出しました。分からないので諦め、他の問題に集中しました。流石に合格は諦めましたが、なんと合格していました。おそらく、白紙で出した部分は他の受験生も出来ていなかったのだと思います。

あそこで、ヤバイ分からない!とパニックになっていたら、合格出来ていなかったと思います。

本試験では、自分が分からない問題は、他の人も分からないと割り切る度胸が必要です。

まとめ

効率的な学習方法は1発合格には不可欠です。それ以外は、精神論的なものになってしまいました。

2000-3000時間1つの学習に費やすのですから、強い精神が必要になります。

精神と聞くと古臭いですが、要はロジカルに考えられるかです。何が不安なのか、何がやる気を阻害しているのか紙に書き出すだけでもスッキリしますし、解決策も自ずと見えてきます。

私は試験合格して、13年経ちますが、悩んだり、不安な事があったら、未だに全て紙に書き出します。そして、解決策を書き足して、それを見えるところに置いておきます。

海外に2年間赴任していた頃(しかも初海外で、英語は出来ない)は毎週書き足して、頭をスッキリさせて乗り切りました。