都内にある有名な公認会計士スクールのそれぞれのカリキュラムはどのようになっているのでしょう?
在籍期間などにも触れつつ、各スクールのコース内容とカリキュラムをご紹介致します。
CPA会計学院
早稲田大学生と慶應義塾大学生が多く通う、名の通った公認会計士予備校であり、Webコースにも力を入れているCPA会計学院。
両大学に近い、東京の早稲田と横浜・日吉に校舎があり、2017年に水道橋にも拠点が設けられました。
監査事務所や会計事務所で早稲田か慶應出身の公認会計士に出身予備校を訪ねると、CPA会計学院の出身者が多いようです。
水道橋校に続き、関西にも進出するという噂もあります。それほど、確かな実績のある名門校です。
平均合格率が全国平均の4倍を誇るそのカリキュラムは、5月と12月の短答コースから、上級マスターコース、会計専門職大学院修了者コース、上級論文マスターコースなど様々。自分の勉強の習熟度に合わせてコースを選択できます。
初学者の人にはフルパックになっている初学者向け総合コースが用意されているので、初めて公認会計士を学習する人はこのコースを選んで於けば安心です。
また、非通学圏にある学生のためのWebコースは、教室使用料6万円引きという良心的な価格設定。
サポート体勢やカリキュラムの充実度には他校より頭一つ抜けた定評があります。約47%という驚異の合格率の高さがそれを裏付けており、他校の短期コースで受からなかった人がこの学校に入り直して合格するという実績もあるほどです。
資格の大原
公認会計士の予備校では「2大予備校」の一つである資格の大原。
期間は入門コースで1年半。費用は70万円前後です。一括払いと分割払いでかなりの差があるのが特徴。Webサポートのコースを追加でつけることもできます。
少し高額になりますが、2年で合格を狙えるコースやWebコースもあります。首都圏に10数校、地方にも学舎があるので通いやすいです。講師が親身になって教えてくれる「密着指導」も有名。
また、上級コースもあり、答練を中心に学習したい、苦手科目を克服したい、得意科目に磨きをかけたいといった受験経験者向けのコースもあります。
資格の学校TAC
資格の学校TACは、合格者講師、TACオリジナルの毎年改定を行うテキスト、そして戦略的なカリキュラムが評判です。
1年2ヶ月の短期集中コースから、1年半、2年の本科生コースがあります。その他に短答科目マスター、社会人のための1年の速習コースがあります。
また、受験経験者向けにも短答受験必要生用、短答免除生用、インプット、アウトプット対策、直前コースなど実に様々なコースが用意されています。
体験入学や無料セミナーもあるので、まずはそちらを体験してみてはいかがでしょうか?
クレアール
クレアールは正式名称をクレアール公認会計士アカデミーといいます。
超効率的な学習法「非常識合格法」および、非常識合格法の学習効果を最大限に引き出すといわれ、iPhoneやiPadをはじめとしたマルチデバイスに対応した「Vラーニングシステム」に特徴があります。
ゆったりとかつ計画的に合格への準備を進める2年、3年、4年コースや、1年での速習コースがあります。
それ以外にも、受験経験者や、他の税に関わる資格保持者向けのコースも充実しています。
LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインドでは、合格表明の作文を書いて投稿すると最大30%割引のキャンペーンを行うことがあり、このキャンペーンを狙って申込みをする人も多いようです。
コースは短答受験者向けから、短答プラス論文のスペシャルコース、学習経験者むけに3倍速習コースや論文コースなどアラカルト的なミニコースも充実。
通学だけでなく、Webコースもあり、タイムセールなども頻繁に実施しているので、小まめにHPを見るようにするといいでしょう。
まとめ
代表的な公認会計士予備校のコースとカリキュラムをご紹介致しましたが、いかがだったでしょうか?
公認会計士は最低3000時間勉強しないと合格しないと言われています。
ただしそれはあくまで一つの目安で、自分にピッタリ合った予備校や勉強法が見つかれば、1年でも合格は可能です。
ここ数年で画期的で斬新なコースやカリキュラムも増えてきています。是非、自分にあった公認会計士スクールを見つけてください。